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コーポーレート・ガバナンス 2010年 (分割版) | アニュアルレポート | KDDI株式会社 kddi ar2010 j12

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(1)

Being KDDI,

KDDIは、すべてのステークホルダーを「お客様」と捉えています。 お客様の声は価値創造の源泉であり、お客様のご支持は持続的 な発展を支える基盤です。これからもお客様を見つめ続けていき ます。感性を研ぎ澄ませながら。

Being More

INSPIRED

NEXT コーポレート・ガバナンス

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46

(2)

取締役

たかはし

橋 誠まこと

代表取締役執行役員専務

’ 07.6 当社取締役執行役員常務

’ 10.4 当社グループ戦略統括本部長(現任)

’ 10.6 当社代表取締役執行役員専務(現任)

しまたに

谷 吉よしはる

取締役執行役員常務

’ 03.4 当社執行役員

’ 09.6 当社取締役執行役員常務(現任)

’ 10.4 当社技術統括本部長兼運用統括本部 担当兼建設統括本部担当(現任)

いのうえ

上 正まさひろ

取締役執行役員常務

’ 05.1 当社執行役員常務

’ 10.4 当社商品開発統括本部長(現任)

’ 10.6 当社取締役執行役員常務(現任)

いしかわ

川 雄ゆうぞう

取締役執行役員常務

’ 01.6 当社執行役員

’ 09.4 当社ソリューション事業本部長 (現任)

’ 10.6 当社取締役執行役員常務(現任)

監査役

常勤監査役

い き岐 雅まさたか隆 三さんぺい

瓶 美よしなり成 吉よしなが

永 昌まさゆき*2

監査役

西にしかわ

川 美よしひこ*2わたなべ

辺 捷かつあき*2

*1 社外取締役

*2 社外監査役

取締役勝俣恒久氏および常勤監査役吉永昌幸氏は、株式会社東京証券取引所の有価証券 上場規程第436条の2に規定する独立役員です。

お の で ら野寺 正ただし

代表取締役社長兼会長

’ 97.6 当社代表取締役副社長

’ 01.6 当社代表取締役社長

’ 05.6 当社代表取締役社長兼会長(現任)

ありとみ

冨 寛かんいちろう一郎

代表取締役副会長

’ 09.8 当社特別顧問

’ 10.6 当社代表取締役副会長(現任)

もろずみ

角 寛ひろふみ

代表取締役執行役員副社長

’ 07.6 当社取締役執行役員専務

’ 10.4 当社コーポレート統括本部長(現任)

’ 10.6 当社代表取締役執行役員副社長(現任)

たなか中 孝たかし

代表取締役執行役員専務

’ 07.6 当社取締役執行役員常務

’ 10.4 当社ソリューション事業本部担当兼 コンシューマ事業本部担当兼商品開 発統括本部担当(現任)

’ 10.6 当社代表取締役執行役員専務 (現任)

ゆ あ さ浅 英ひ で お

取締役執行役員常務

’ 03.4 当社執行役員

’ 10.4 当社コンシューマ事業本部長(現任)

’ 10.6 当社取締役執行役員常務(現任)

な ら た に良谷 弘ひろむ

取締役執行役員常務

’ 03.5 当社執行役員

’ 10.4 当社渉外・マーケティング統括本部長

(現任)

’ 10.6 当社取締役執行役員常務(現任)

かわむら

村 誠まこと*1

取締役

’ 05.6 京セラ株式会社代表取締役社長

’ 09.4 同社代表取締役会長(現任)

’ 09.6 当社取締役(現任)

さ さ き々木 眞しんいち*1

取締役

’ 05.6 トヨタ自動車株式会社専務取締役

’ 09.6 当社取締役(現任)

トヨタ自動車株式会社代表取締役 副社長(現任)

かつまた

俣 恒つねひさ*1

取締役

’ 02.10 東京電力株式会社代表取締役社長

’ 06. 6 当社取締役(現任)

’ 08. 6 東京電力株式会社代表取締役会長

(現任)

(3)

コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方

 当社は、株主の皆様にとっての企業価値を高める上で、コーポ レート・ガバナンスの強化は重要な課題であると考えており、経 営の効率化と透明性の向上に努めています。

 業務の執行につきましては、執行役員制度(2001年6月導入) により権限の委譲と責任体制の明確化を図り、有効かつ効率的 に業務を遂行しています。また、迅速な経営判断を目指して、社 内意思決定フローのシステム化も推進しています。

 株主総会につきましては、招集通知の早期発送や集中日を回 避した開催日の設定のほか、議決権プラットフォームによるPCお よび携帯電話からの議決権行使も受け付けており、株主総会の 活性化と議決権行使の円滑化を積極的に推進しています。  取締役会は、社外取締役を含む取締役で構成し、法令などに 定める重要事項の決定を行うとともに取締役などの適正な職務 執行が図られるよう監督しています。取締役会付議事項のほか、 業務執行に係る重要事項については、取締役、執行役員にて構 成される経営会議において決定しています。また、取締役会は執 行役員を選任・解任する権利を有しています。

 監査役は、取締役会に出席するほか、社内主要会議に出席し ています。取締役会および内部監査部門は、監査役の職務遂行

に必要な情報を適宜・適時提供するとともに、意見交換を行い、 連携を図ります。また、定例的に会計監査人から会計監査の年 度計画および会計監査の状況およびその結果について報告を聴 取するほか、必要に応じ適宜意見交換を実施しています。そのほ か、監査役の職務を補助するための監査役室を2006年に設置し ており、それに従事する使用人の人事については、監査役の意見 を聴取しています。

 内部監査につきましては、当社グループの業務全般を対象に実 施しており、内部統制体制の適切性や有効性を定期的に検証し ています。内部監査結果は問題点の改善・是正に関する提言を付 して代表取締役社長に報告するほか、監査役に報告を行います。  その他の機関としては、コンプライアンス関連事項の審議決 定機関である「企業倫理委員会」や、開示情報の審議機関である

「ディスクロージャー委員会」を設置しています。グループ各社の 管理についてもシステム・体制などさまざまな面で連携し、KDDI グループ全体としてガバナンス強化を図っています。

 当社のコーポレート・ガバナンス体制は次ページの通りです。

基本理念

 KDDIは、2000年10月にDDI、KDD、IDOの3社が合併し、移動 通信から固定通信まであらゆる通信サービスを提供する総合通 信事業者として発足しました。国内の電気通信市場の競争が激 しさを増すなか、3社の資産、人財、技術力を融合させ、より高 品質で利便性の高い、革新的な情報通信サービスを提供するこ とで、社会からの期待に応え、社会とともに持続的に成長する企 業への変革を目指しました。

 発足時には、合併のシナジー効果を最大限に発揮させるため に、異なる企業文化をもつ社員に共通の価値観を醸成すること が何よりも必要と考え「KDDIフィロソフィ」を策定しました。これ は、一般的には「企業理念」や「社訓」に相当するもので、全社員 が自らの行動を律するための規範として、その徹底を図りました。 以来、16社の企業が統合し、多様性を備え持った企業に成長し ましたが、「KDDIフィロソフィ」のもと、常にお客様の視点で考え、 新たな価値を創造することに挑戦し続けています。

KDDI フィロソフィの基本理念

お客さまの満足と信頼の確保

お客さまの期待に応える価値あるサービスを提供します。 従業員の幸せ、活力ある企業

すべての従業員が働きがいを持てる活力ある企業で あり続けます。

株主さま、お取引先さまなどの信頼

株主さま、お取引先さまなど、関係するすべての方々の 信頼に応えます。

社会の発展

豊かなコミュニケーションによる国際社会の発展に 貢献します。

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(4)

社外取締役・社外監査役の主な活動に関する事項

取締役

• 取締役川村誠氏は、取締役会は8回開催中5回出席しています。

• 取締役佐々木眞一氏は、取締役会は8回開催中5回出席しています。

• 取締役勝俣恒久氏は、取締役会は9回開催中8回出席しています。

※ 社外取締役は、上記のとおり取締役会に出席し、疑問点等を明らかにするために適宜 質問するとともに、過去の経験、見識、専門的知識に基づき意見を述べています。

監査役

• 監査役吉永昌幸氏は、取締役会は9回開催中9回出席し、監査 役会は8回開催中8回出席しています。

• 監査役西川美彦氏は、取締役会は8回開催中7回出席し、監査 役会は7回開催中6回出席しています。

• 監査役渡辺捷昭氏は、取締役会は9回開催中4回出席し、監査 役会は8回開催中5回出席しています。

※ 取締役川村誠氏、佐々木眞一氏および監査役西川美彦氏については、2009年6月18日 開催の第25期定時株主総会において新任取締役または新任監査役に就任後の出席状 況となります。

※ 社外監査役は、上記のとおり取締役会および監査役会に出席し、疑問点等を明らかに するために適宜質問するとともに、過去の経験、見識、専門的知識に基づき意見を述べ ています。

取締役および監査役の報酬等の額

人数(名) 報酬等の額(百万円)

取締役 社外取締役 5 22

上記を除く取締役 9 316

監査役 社外監査役 4 32

上記を除く監査役 2 39

(注) 1. 上記の取締役の支給人員には、2009年6月18日開催の第25期定時株主総会の終 結の時をもって退任した社外取締役2名および取締役2名を含んでいます。 2. 上記の監査役の支給人員には、2009年6月18日開催の第25期定時株主総会の終

結の時をもって退任した社外監査役1名および2009年12月31日をもって退任した 常勤監査役1名を含んでいます。

3. 取締役の報酬限度額は、2001年6月26日開催の第17期定時株主総会において月 額4,000万円以内(ただし、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない。)と決 議いただいています。また、当該取締役報酬額とは別枠として、2006年6月15日開 催の第22期定時株主総会において、ストックオプションとして取締役に発行する 新株予約権に関する報酬額として年額4,000万円以内と決議いただいています。 4. 監査役の報酬限度額は、2009年6月18日開催の第25期定時株主総会において年

額8,400万円以内と決議いただいています。(事業年度単位となります。) 5. 報酬等の額には、2010年6月17日開催の第26期定時株主総会において決議いた

だいた以下の役員賞与が含まれています。

取締役10名6,129万円(うち社外取締役3名750万円)

6. 取締役の報酬等の額には、ストックオプションとして2006年7月21日開催の取締 役会決議により取締役7名に付与した新株予約権、2007年7月23日開催の取締役 会決議により取締役8名に付与した新株予約権、2008年7月22日開催の取締役会 決議により取締役8名に付与した新株予約権および2009年7月23日開催の取締役 会決議により取締役7名に付与した新株予約権の額が含まれています。 7. 前記以外に2004年6月24日開催の第20期定時株主総会において、役員退職慰労

金制度廃止に伴う取締役および監査役に対する退職慰労金精算支給を決議いた だいています。同決議により、2010年6月17日開催の第26期定時株主総会終結の 時をもって退任した取締役1名に対し1,271万円を支払いました。

株主総会

各事業部門/グループ会社

*取締役執行役員 8 名を除く

取締役13名取締役会

(うち社外取締役 3 名)

(重要案件の審議など)経営会議 常勤取締役

代表取締役 監査役室

ディスクロージャー委員会 企業倫理委員会

内部監査部門

執行役員14 名

(業務の執行)

監査役 5 名監査役会

(うち社外監査役 3 名) 会計監査人

選任/解任

選任/解任 監督 重要案件の 付議/報告

指示/監督 重要案件の

付議/報告

対応指示 決算情報

案件付議 選任/解任

選任/解任

報告

報告 報告 報告

報告

報告

選任/解任

監査 監査

監査

選任/再任の同意 会計監査相当性の判断

コーポレート・ガバナンス体制図

2010年6月17日現在

(5)

リスクマネジメント

 当社は、取締役などで構成される各種会議およびリスク管理情報を定期的に洗い出し、これを一元的に管理するリスクマネジメント 本部を中核として、すべての部門、役職員が連携して、社内関連規程に基づき、当社グループのリスクを適切に管理し、経営目標の適正 かつ効率的な達成に取り組んでいます。

 それらの遂行にあたっては、当社グループで任命された「内部統制責任者」が中心となり、自律的に推進しています。

リスクマネジメント体制

1 経営戦略などに係る会議体において、当社グループの持続的 な成長を図るべく、ビジネスリスクの分析および事業の優先 順位付けを厳正に行い、適切な経営戦略や経営計画を策定 しています。その実現のため、業績管理に係る会議体におい て、月次でビジネスリスクを監視し、業績管理の徹底を図っ ています。

2 TCS(トータル・カスタマー・サティスファクション「Total Customer Satisfaction」)に係る会議体において、月次でTCS 活動の評価・改善を図り、お客様ニーズや苦情へ迅速かつ適 切に対応するよう努めています。また、製品安全に係る諸法 令を遵守し、お客様に安心、安全で高品質な製品・サービス を提供するよう努めるとともに、お客様へのわかりやすい情 報の提供と適正な表示を行うよう努めています。

(3) 当社グループの広報・IR活動のさらなる充実に努め、当社グ ループの経営の透明性を確保し、すべてのステークホルダー から理解と信頼を得るよう努めています。

 当社グループを取り巻くビジネスリスクについては、情報 開示に係る会議体において、公正に洗い出し、適時、適正に 開示するよう努めています。

(4) 会社事業に重大かつ長期にわたり影響を与える事項について は、事業中断などのリスクを可能な限り低減するための対応策 を検討し、事業継続計画(BCP)を策定するよう努めています。

業務品質向上の推進体制

1 財務報告に係る内部統制については、当社グループの全社的 な内部統制の状況や重要な業務プロセスについて、評価・改 善を行い、一層の信頼性向上に努めています。

(2) 業務の有効性、効率性の向上や資産の適正な取得・保管・ 処分など、当社グループの業務品質向上のために必要な体制 の整備、充実を図っています。

電気通信事業者としての体制

1 通信の秘密は、これを保護することが当社グループの企業経 営の根幹であり、これを遵守するよう努めています。

2 お客様情報などの漏洩の防止、電気通信サービス用ネット ワークへのサイバーテロの防護など会社の全情報資産の管 理については、情報セキュリティに関する会議体などにおい て、その施策を策定し、役職員が連携して情報セキュリティ の確保を図るよう努めています。

(3) 重大な事故・障害、大規模災害などによる通信サービスの停 止、中断などのリスクを可能な限り低減するため、ネットワー クの信頼性向上とサービス停止の防止施策を実施できるよう 努めています。

 非常災害発生時などには迅速な復旧などのため、可及的 速やかに対策本部を設置して対応にあたります。

KDDIグループのリスク管理体制図

基本方針・ 計画の策定

リスク情報の 管理 リスクマネジメント本部

経営層 自律的PDCAの実行

全部門/子会社

重要なリスクの 自律的PDCAの実行 重要なリスクの対策部門

対策の策定 是正と改善

実行と管理 評価

対策の策定 是正と改善

実行と管理 評価

報告 指示

報告 展開 支援

報告 展開 支援

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(6)

 当社は、電気通信事業法で定められている「通信の秘密」を厳守することをはじめ、法令遵守は企業経営の根幹と考え、コンプライアン スの体制の整備と強化を進めています。また、全従業員が常に高い倫理観を維持し、適正な職務の執行を図るため、コンプライアンス に関する意識の向上に努めており、2003年1月には企業活動を行う上で守るべき基本原則を掲げた「KDDI行動指針」を制定しました。

コンプライアンス推進体制

 コンプライアンス関連事項を審議決定する機関として「KDDIグ ループ企業倫理委員会」を設置し、啓発活動の方針策定やコンプ ライアンスに反する事項が発生した場合の対処、社外への情報 公開、再発防止策などの検討を行います。委員会の活動状況は、 イントラネットを通じて全従業員に公開しています。

コンプライアンス教育・研修・啓発

 従来の管理職研修および従業員ローテーション研修における コンプライアンス講座、ならびに全従業員を対象としたeラーニ ングによる教育に加え、20084月から、新入社員研修において も、コンプライアンス講座による教育を開始しています。

主な研修実績 2009年度実績

一般従業員向け研修 約700名

管理職・ライン長研修 約1,300名

新入社員研修 約300名

eラーニング 約19,000名

企業倫理ヘルプライン

 全従業員を対象とし、企業倫理や法令遵守についての疑問や 悩みを相談する窓口として「企業倫理ヘルプライン」を設置してい ます。社内だけでなく、外部の専門家と連携した窓口を開設し、 申告しやすい環境を整えています。また、「公益通報者保護法」 に対する社内規定を制定し、積極的な啓発活動も行っています。

KDDI グループ会社のコンプライアンス体制整備

 グループ会社においても行動指針を制定し、企業倫理委員会、 企業倫理ヘルプラインを設置しています。毎年、半期ごとに企業 倫理委員会を開催し、各社の状況把握をするとともに、コンプラ イアンスの体制構築、強化を支援しています。

 当社では、「心を高める」という社是のもと、自らの行動を律するための規範としての「KDDIフィ ロソフィ」を掲げ、これを企業活動の中で実践する道標として、「KDDI行動指針」を策定しております。  また、全役員・全従業員が高い倫理観と遵法精神に基づく行動をとることにより、お客様や社 会から厚い信頼と高い評価を得られる企業となるよう取り組んでおります。

 このため平素から、全役員・全従業員に対し、フィロソフィ・行動指針をベースとした教育・研 修・啓発活動を組織的継続的に行うことでコンプライアンス意識の浸透を図りますとともに更に 強固なコンプライアンス体制の整備・確立に努めてまいります。

有冨 寛一郎

代表取締役副会長

KDDIグループ企業倫理委員会委員長

代表取締役社長

全従業員

諮問・報告

報告

連絡(氏名は非開示)/ フィードバック

申告/フィードバック 申告/フィードバック/

指示など

KDDIグループ企業倫理委員会

企業倫理ヘルプライン 経営会議

(7)

情報セキュリティ

 当社では、経営層および営業・技術・コーポレート部門長を委員とする「情報セキュリティ委員会」を運営し、全社の情報セキュリティ 管理状況を的確に把握するとともに、必要に応じて情報セキュリティ強化のための各種施策をグループ全体へ迅速に展開できる体制を 整備しています。

セキュリティ管理体制図

 当社は、電気通信サービスを安全に安定して提供する企業とし てお客様情報および会社の機密情報を厳格に取り扱うとともに、 様々な側面から情報セキュリティ強化のための施策を継続的に 実施しています。

 2009年度は、4月に社内全部署へ拡大したISMS認証の維持 活動を中心に、情報セキュリティの継続的改善を進めてきまし た。人的対策としては、情報セキュリティの強化月間を設け、 eラーニング・セルフチェックに加え、グループ討議を行い、従業 員の意識向上に注力しました。技術的な対策としては、作業ミス を予防するためのメールソフトや業務用システムの改修に加え、 お客様情報をより安全に取り扱うことができるよう対策を施した

OA環境の整備、社外から社内ネットワークに安全にアクセスし、 業務用システムの利用が可能となるリモートアクセス環境の整備 等を行いました。また、事業用電気通信設備に対しても、不正ア クセスに繋がる新たな脆弱性やウィルス感染等の脅威に関する 情報を収集し、必要な対策を実施しています。

 2009年度のKDDIグループ子会社の情報セキュリティの取り組 みとして、沖縄セルラー電話(株)、(株)KDDIテクニカルエンジニア リングサービス、(株)KDDI総研がISMS認証を取得、中部テレコ ミュニケーション(株)がプライバシーマークを取得し、情報セキュ リティ・個人情報保護の継続的改善のしくみを構築しています。  今後も、マネジメントシステムの継続的改善の枠組みを活用し、 KDDIグループ全体で情報セキュリティの強化に取り組んでまいります。

当社が取得したISMS認証

登録番号 組織名 初回登録日

IS 76406 渋谷データセンター 2003年 7月 4日 IS 85329 情報システム本部 2004年 9月28日 IS 88665 江東テクニカルセンター 2004年12月13日 IS 95253 KDDI株式会社*1 2005年 6月 7日 IS 94986 大手町テクニカルセンター 2005年 7月11日 IS 500630 ネットワークオペレーションセンター 2006年 4月18日 IS 506507 大阪テクニカルセンター 2006年10月27日 IS 507482 セキュリティ・オペレーション・センター 2006年10月27日 IS 521724 サービス運用本部 2007年10月22日 IS 537749 FMBCオペレーションセンター 2008年 9月30日 IS 544901 KDDI株式会社*2 2009年 4月10日

*1 コーポレート・顧客サポート・建設・技術・営業各部門、および(財)国際電信電話共 済会、KDDI健康保険組合、KDDI企業年金基金、(株)KDDI総研

*2 運用統括本部設備運用本部・サービス運用本部、および日本通信エンジニアリング サービス(株)

情報セキュリティ委員会(経営層)

経営層

本部・支社 レベル

部レベル

情報セキュリティ 統括管理者

(部長)

セキュリティ情報 担当者

セキュリティ情報 担当者

セキュリティ情報 担当者

セキュリティ情報 担当者 情報セキュリティ

(各本部長、総支社長)責任者

情報セキュリティ

(各本部長、総支社長)責任者

情報セキュリティ

(各本部長、総支社長)責任者

情報セキュリティ 推進者

情報セキュリティ管理者 情報セキュリティ管理者

 当社は、電気通信事業者として、お客様に安心・安全な情報通信サービスをご利用いただける よう、全社を挙げて情報セキュリティの強化に取り組んでおります。事業用電気通信設備に対す る外部からのセキュリティ脅威については、24時間体制で監視を行い、適宜必要な対処を行って おります。また、通信の秘密やお客様の情報などの重要な情報の保護については、全従業員・ 委託先を含め、グループ全体で取り扱い手順の遵守・徹底に努めております。

 情報セキュリティを確保するためには、従業者一人一人の意識向上が不可欠となるため、2009 年4月に社内全部門で取得したISMS認証の枠組みを活用し、各職場における継続的な改善活動 にも力を入れております。

 情報セキュリティの活動は、日常業務に根付かせて、永続的に取り組んでいく必要があります。 情報セキュリティ委員会の活動を核として、必要な対策を機動的に実施し、改善のためのPDCA サイクルを継続的に回すことによって、当社の情報セキュリティをより強固なものにしてまいります。 嶋谷 吉治

取締役執行役員常務 情報セキュリティ委員会委員長

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(8)

 当社は、投資判断に影響を与える会社情報については、金融商品取引法などに則り、株主・投資家の皆様に分かりやすい形で、適時 かつ公平な情報の開示を継続的に行っています。また、「IR基本方針」をホームページ上で公開し、IR活動についての基本的な考え方や 情報開示の体制などを説明しています。特に、決算期に開示する決算情報については、「ディスクロージャー委員会」を設けて、集中的 に審議を行い、経営の透明性の向上と適切な情報提供に取り組んでいます。また、株主・投資家の皆さまよりいただいたご意見につい ては、経営層のみならず、社内にも幅広く情報共有し、事業戦略、経営戦略上の貴重なご意見として参考にしています。

IR 基本方針

 当社のIRは、常に積極的かつ充実した対話を継続することで、 株主・投資家さまの満足度向上を図り、当社の経営に対する信 頼性を高めることを目的としています。

IR 活動指針

 当社は、以下の活動指針に基づいたIRを実施することで、株 主・投資家様との長期的な信頼関係を構築し、企業価値の最大 化を図っています。

活動指針3カ条

開かれたIRを目指します

誠実かつ公平な情報開示により、株主・投資家さまに対する説明 責任を全うするとともに、双方向性を重視し、株主・投資家さま との対話を大切にします。

能動的なIRを実施します

常に新しい発想でIRを展開することで、より多くの皆様にKDDIを 知っていただくとともに、さらなる理解促進に努めます。

組織的なIRを展開します

経営トップのリーダーシップのもと、グループ企業を含めた全役職 員が、企業価値向上の担い手として組織的なIRを行います。

2009 年度のIR活動

コミュニケーションの充実

 経営陣から当社業績を直接説明する場として、決算説明会を 四半期ごとに開催しているほか、国内外の投資家の皆さまとの個 別ミーティングやスモールミーティングの実施、証券会社主催の 各種カンファレンスや個人投資家向けセミナーへの参加など、コ ミュニケーションの充実に取り組みました。

 また、株主・投資家さまの声をタイムリーに経営にフィードバッ クしました。

IRツールの充実・外部機関からの評価

 決算説明会や株主総会の模様をホームページにて動画配信して おり、同じ内容を英語でもご覧いただけるようご用意しています。 また、決算短信などの各種決算資料のホームページへの掲載、 メールマガジン、モバイルIRサイトなど、さまざまなIRツールを通 じた、積極的な情報開示を推進しています。

 当社のIR活動の成果として、2009年度は、大和インベスター・ リレーションズ株式会社の「2009年インターネットIR・ベスト企 業賞」に5年連続で選ばれたほか、日興アイ・アール株式会社の

「2009年度全上場企業ホームページ充実度ランキング」において

「総合ランキング」で3位、「情報・通信業」においては2位に選ばれ、 高い評価をいただくことができました。

 また、2010年4月現在、日本国内の代表的なSRI*1インデック スである「モーニングスター社会的責任投資株価指数」*2にも組 み入れられています。

*1 社会的責任投資(Socially Responsible Investment)。

*2 モーニングスター株式会社が国内上場企業のなかから社会性に優れた企業と評価す る150 社を選定し、その株価を指標化した国内初の社会的責任投資株価指数。

IRコンタクト先

〒102-8460 

東京都千代田区飯田橋3-10-10 ガーデンエアタワー コーポレート統括本部 経営管理本部 IR室 Tel: 03-3347-0077(代表) Email: [email protected] 積極的な情報開示

企業価値経営の実践

コミュニケーションの充実 企業価値の最大化

株主・投資家様との信頼関係

(9)

 当社は、会社法第362条第5項の規定に基づき、2006年4月19日および2008年1月25日、2010年3月11日開催の取締役会において、 取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するため、「内部統制システム構築の基本方針」を決議し、公表しております。  本基本方針に基づき、会社業務の執行の公正性、透明性および効率性を確保すべく、実効性のある内部統制システムの構築に取り組 み、企業クオリティの向上を図っております。

内部統制 企業クオリティ向上への取り組み–

内部統制報告制度への対応

 2008年度から適用された金融商品取引法に基づく内部統制 報告制度への対応としては、専門担当組織として内部統制部を 設置し、財務報告の信頼性を確保すべくKDDI本体および主要な グループ子会社の内部統制システムの構築を行い、内部統制評 価を実施しました。評価結果については内部統制報告書としてと りまとめ、2010年6月に内閣総理大臣に提出し、投資家の皆様に 開示しております。

企業クオリティ向上を目指した「業務品質向上」

への取り組み

 当社は、内部統制報告制度への対応は企業クオリティ向上へ の通過点と位置づけ、同制度への対応を契機に設置した内部統 制部を全社活動の推進事務局として、業務の効率化、標準化を 図りながら、業務の質を高め、付加価値拡大を図る、全社をあげ た「業務品質向上」にも取り組んでいます。

 2010年度からはKDDI本体および主要グループ子会社に計37 名の「内部統制責任者」を、さらに、それを統括する9名の「内部 統制統括責任者」を任命し、この責任体制の下ですべての組織が 内部統制システムの整備・運用に加え、「業務品質向上」の推進 を図ります。

 また、全従業員に対し、内部統制の理解を深めるため定期的 に集合研修やeラーニングを実施しています。

・実行計画策定

・全体進捗管理

・実行部門の活動支援

KDDIグループ 内部統制統括責任者(

9

名)

内部統制責任者(

37

名) 経営会議(社長)

・内部統制の評価、公表

内部統制部

・取締役の業務執行に係る 法令定款に照らした監査

監査役

・経営者による評価を監査会計監査人

取締役会

・内部統制システム構築の基本方針決定

本体事業部門 事務局 各組織

本体コーポレート・サポート部門 事務局

各組織

子会社 事務局 各組織 内部統制活動の推進体制

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参照

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